秋明菊

名前に、菊と付いていますが、キンポウゲ科でアネモネの仲間なのです。
宿根草で、周囲に根を張って増殖していきます。

忘れてしまうくらい昔・・・白とピンクと二株植えておりましたが、
ピンク色に押され白の株が途絶えてしまい・・・・と思っていたところ、
一昨年より急に白花が見られるようになりました。一体何故??
白株が絶える前に、子孫を残しその株が、花を咲かせるほど成長した
・・・・と考えた方がストーリーが成り立つように感じます。

7月4日

春になり新芽が続々と芽吹き始めました。
株から長い茎を伴った葉が、直接伸びてきます。
長いもので草丈およそ50cm位です。
辺りに領域を超えて広がりを見せていますので、
歩く道を確保の為に抜き取っています。
根は、意外に浅容易に抜けます。
7月8日

左)こちらは、白花のシュウメイギクです。

根本から、長い花茎を伸ばしてきます。
そして、その茎の先端から散形状に花を咲かせます。
多いもので5個の花を咲かせるものがあります。

右)ピンクの株はどうでしょう?
今年、地下茎で伸びた株から、
小さな花茎を伸ばしているものが有りました。

7月7日

9月11日

シュウメイギクは、秋を呼び寄せてくれるのでしょうか、
漢字で『秋明菊』と書きます。
右のピンク色の花は、8月中旬を過ぎた頃に一番花を咲かせました。
そして、秋めいて来ると同時に、白花が咲きはじめました。

ピンク系の花は、
3枚の萼とふっくらしてやや大きめの花ビラの違いが明らかで、
一見、リボンの様に見え愛らしいと感じておりました。
ですが、花弁では無いのだそうです。
以前より小さいものが萼で、
やや大きめのものが、花弁かと思っておりました。
ふ〜ん、そうなんだぁ・・・、花冠が退化してしまっているのだそうです。

8月28日


八重咲きのものも有るらしいですが、
この疎な感じが、秋の趣を出してくれていると思いませんか。

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